消費者金融の5つのデメリットとは?上手に付き合うコツはあるの?

 

消費者金融でお金を借りることに対して、ネガティブなイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。

 

消費者金融が「高利で雪だるま式に利息が増えていく」「返済が滞納すると怖い人が取り立てにくる」といった印象を(ある一定以上の年齢の人に対して)未だに払拭できていないからかもしれません。

 

しかし現在、消費者金融は銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシングとほぼ同様の性格を持ち、上手く利用すればとても利便性が高いサービスです。


 

とは言いつつも消費者金融でお金を借りることにはいくつかのデメリットは存在します。消費者金融と上手く付き合うためにも、デメリットを認識して利用を検討してください。

 

 

消費者金融でお金を借りる5つのデメリット

「消費者金融のデメリット」と聞くと、「高利で利息が増え返済が困難になる」「返済を滞納すると暴力的な取り立て行為がある」というイメージを連想するかもしれませんが、現在このようなことは行われていません。

 

2006年に法律で上限金利が引き下げられたこと、さらに取り立てに対する行為が厳しく制限されるようになったからです。ご安心ください。しかしその他にもデメリットは存在します。

 

消費者金融の5つのデメリットを紹介します。

 

①金利が高い

消費者金融でお金を借りるとどんどん利息だけ増えていく・・ということはありませんが、それでも他金融機関との金利と比較すると高いのは事実です。

 

銀行のカードローンでお金を借りると、10万円~100万円未満の借入金に対して14.5%前後の金利で計算された利息を支払いますが、消費者金融で同額のお金を借りると18%の金利で計算された利息を支払わなければいけません。

 

②借入金が制限されている

一定金額以上の借金がある人は消費者金融から借り入れができません。法律では「総量規制」の観点から、貸金業者に対して借金が年収の1/3以上の人に新たな貸し付けは行ってはいけないことになっています。

 

もし年収500万円で150万円の借金がある人は、貸金業者に申し込んでも借り入れができないのです。

 

「貸金業者」とは消費者金融などのノンバンクで、銀行は含まれていません。ちなみに、不動産ローン、自動車ローン、高額医療費、教育ローンなどは総量規制の対象外です。

 

③他のローンやクレジットに影響する

消費者金融を利用していると、住宅や自動車のローンを組むことになった際には審査に大きく影響を及ぼします。

 

キャッシングやローンを利用すると、利用状況は個人信用情報機関に登録され金融機関は情報を共有しています。消費者金融での借金も登録されていますので、借金の総額や取引件数次第では返済能力に懸念を持たれ、審査通過が難しくなるのです。

 

④専業主婦や無職の人は利用できない

仕事をしていない人、専業主婦(夫)は消費者金融で借り入れはできません。法律では安定した収入のある人にしかお金を貸してはいけない、と定められているからです。

 

配偶者が高額所得者だったとして本人に収入がなければ借り入れができないのです。

 

⑤借りすぎてしまう可能性がある

消費者金融を利用している人の中には、「いつの間にか借金が多くなってしまった・・」という人が存在します。

 

消費者金融は気軽に利用できるので「お金を借りる」という意識が希薄になってしまい、お金が必要になれば軽い気持ちで借金を繰り返してしまうからです。

 

このような人は、気がつけば借金が返済困難な金額に達しており、返済をするために他消費者金融から新たな借金をして多重債務者になってしまう可能性が高いでしょう。

 

消費者金融と銀行との比較

銀行にもカードローンのサービスを提供していますが、消費者金融のキャッシングと何が違うのでしょうか?比較してみました。

 

カードローン?キャッシング?

個人向けの融資サービスにはカードローンとキャッシングという名称があり、銀行は「カードローン」、消費者金融は「キャッシング」というイメージを持っている人がいるかもしれません。

 

ただ、名称は違うものの提供しているサービスは同じです。いずれも資金使途自由の無担保ローンのことです。

 

金利の比較

まずは金利を比較します。銀行のカードローンの10万円~100万円未満の貸付金に対する金利(実質年利)は大手銀行のサービスでおよそ14.5%、消費者金融の金利は18%です。

 

 

実質年利の3.5%の差は大きくないと感じるかもしれませんが、もし金利18%の消費者金融と金利14.5%の銀行カードローンで30万円を借り入れ毎月1万円ずつ返済すると、完済時には消費者金融のほうがおよそ25000円多く支払うことになります。


 

銀行のカードローンより消費者金融の金利が高いのは「保証会社がついていないから」です。銀行は、利用者から回収した利息の一部を保証金として保証会社に支払っています。もし利用者の支払いが滞り貸し倒れを起こした場合保証会社が弁済します。

 

一方消費者金融は保証会社に頼らず自社で回収を行っています。もし利用者が貸し倒れを起こせば損害をこうむります。このようなリスクを配慮すると金利が高いのは仕方がないと言えます。

 

ちなみに、銀行のカードローンの保証会社は消費者金融業が担っていることもあります。

 

三菱UFJ銀行カードローンはアコム、三井住友銀行カードローンはSMBCコンシューマーファイナンス(旧プロミス)、新生銀行カードローンは新生フィナンシャル(レイク)が保証を担っています。

 

審査のスピード

借り入れの審査のスピードは圧倒的に消費者金融のほうが上です。

 

大手消費者金融に申し込み、問題がなければ最短30分で審査が完了します。銀行はどんなに早くても審査完了が一営業日後になります。

 

これは銀行が融資の申し込みがあった際には警視庁のデータベースに問い合わせをしなくてはいけないからで、このプロセスがあるためどうしても時間がかかるのです。

 

サービスの違い

付随するサービスは消費者金融より銀行カードローンのほうが充実している、と言っていいでしょう。

 

具体的には、提携ATMの手数料の免除、キャッシュカードでも利用ができる、引き落としの際に口座に残高が少なかった際の自動融資機能、提携先の銀行で新たにローンを組む際に金利が優遇される可能性がある、といったサービスです。

 

実は便利な消費者金融

消費者金融のデメリットを紹介しましたが、他金融機関にはない様々なメリットもあります。

 

消費者金融のメリットを紹介します。

 

審査が早い

まずは審査の早さです。大手消費者金融であれば、最短で30分で審査が完了しその日のうちにお金を手にすることができます。「すぐにでもお金が必要」という人にとって消費者金融はとても重宝するでしょう。

 

審査に必要な書類も身分証明書のみなど簡易であることも魅力です。

 

返済が自由

次に返済の自由度です。銀行のカードローンは銀行が指定した日にしか返済はできませんが、消費者金融は返済日の選択や支払いサイクルも決められます。

 

希望すれば「35日サイクルでの返済」も設定ができますので、余裕を持って返済することが可能になります。

 

無利息期間がある

現在、大手消費者金融を中心に初めての利用者で一定期間内に返済すれば利息は取らないというサービスを提供しています。これは大きな魅力でありメリットです。

 

各社の適用条件を紹介します。

 

大手消費者金融の無利息サービス一覧

適用条件

サービス内容

レイクALSA ・レイクALSAとの契約が初めて※①はWEB申し込み限定

・契約額が1~200万円

①初回契約日の翌日から60日間利息0円

②初回契約日の翌日から180日間は借り入れ額のうち5万円まで利息0円

アコム アコムとの契約が初めて 契約日の翌日から30日間利息0円
プロミス プロミスと初めての契約でメールアドレスを登録し書面の受け取り方法で「プロミスのホームページ(Web確認)」を選択 初回利用の翌日から30日間無利息
アイフル アイフルを初めて利用かつ無担保キャッシングローンを利用 契約日の翌日から30日間無利息※契約して初回の利用が10日後だった場合、20日間が無利息になる

 

アルバイト、パートの人も利用できる

消費者金融の貸し付け条件は「安定した収入のある人」ですが、雇用形態にはこだわりはなく正社員でないアルバイトやパートに人でも借り入れが可能です。

 

銀行系カードローンはアルバイト、パートの人には貸付を行わない場合があります。

 

どこでも借り入れ・返済が可能

大手の消費者金融はコンビニのATMと提携していることが多いのでコンビニがあるところであれば、どこでも借り入れや返済ができます。

 

わざわざ店頭(や営業店にあるATM)に行かなくてもいいのです。消費者金融の利便性の良さのひとつです。

 

消費者金融の利用をすすめたい人

金融機関でお金を借りたいと考えている人の中で、消費者金融が最適な人はどのような人なのでしょうか?

 

すぐに返済の目途がつく人

一時的にお金がなくとりあえずお金が必要、という人にとって消費者金融はおすすめです。

 

大手消費者金融は初めての利用であれば無利息期間を設定しているからです。無利息期間中に返済すれば利息を払わなくて済みます。

 

家族に内緒で借り入れを行いたい人

家族に内緒でお金を借りたい、という人にも消費者金融はおすすめです。

 

ほとんどの消費者金融はインターネットで利用状況がいつでも確認できるようになっているので、消費者金融の利用明細は自宅に届くことはありません。

 

銀行のカードローンやキャッシングの審査が通らなかった人

銀行のカードローンやキャッシングの審査が通らなかった人も消費者金融の理由をおすすめします。銀行のカードローンと比較すると、消費者金融の審査は独自の判断で行われ基準は緩やかです。

 

どこの銀行にカードローンを申し込んでも断られた、という人でも消費者金融であれば審査が通ることはよくあります。

 

消費者金融をうまく利用するコツ

消費者金融にはデメリットもあればメリットもあります。

 

お金のことなので上手く付き合えなければ生活に支障をきたすことにもなりかねません。借金が生活の支障になり後悔しないために消費者金融をうまく利用するコツを紹介します。

 

計画的に利用する

消費者金融は、月々どの程度の返済ができるのか、何回ぐらいで完済したいのかをイメージして計画的に利用してください。

 

事前に返済金額のイメージができれば入金日に必要な金額を準備するようになるので返済途中で困る、といった事態にはなりません。

 

大手消費者金融業のホームページには返済シミュレーションのページがあります。消費者金融に申し込む前にはぜひ試してみてください。

 

借り入れ金額によって毎月の返済額、返済回数がすぐに把握できます。返済計画のイメージがつくでしょう。

 

必要最低限の金額を申し込む

消費者金融に借り入れを申し込む際には、希望額を「必要最低限の金額」にしてください。理由は二つです。

 

まずは少額のほうが審査のハードルが低くなるからです。貸し付ける側にすれば貸し倒れのリスクが小さくなります。

 

次に、手元に必要以上のお金があると無駄遣いしてしまう可能性があるためです。たとえ借金だとわかっていても手元にお金があれば自分のお金と勘違いしてしまうかもしれません。よほど意志の強い人でないとこの誘惑に勝つことは難しいのではないでしょうか。

 

消費者金融に申し込む時は希望額を必要最低限の金額で申請し、その後新たにお金が必要になればその時に増額してください。

 

返済には絶対に遅れない

消費者金融の返済は絶対に遅れてはいけません。返済日が一日でも遅れると延滞となり遅延損害金がつき余分に利息を(しかも高い金利で計算された利息を)支払わなければいけません。

 

また、返済を延滞したという情報は個人信用情報機関に記録され、各金融業者はその情報を把握できます。延滞が重なると返済能力に難ありと判断されますので、他社で融資を受けられない、ローンを組めなくなるといった可能性もあります。

 

消費者金融の返済を滞納した経験がある人が自動車ローンや住宅ローンが組めないことはよくあります。

 

目的にあった消費者金融業を利用する

消費者金融を利用する際には目的を明確にしてどの企業を利用するかを決めましょう。現在消費者金融は企業ごとに様々なサービスを提供しています。

 

例えば、すぐに借りたいのか、金利が安いほうがいいのか、無利息期間が長いほうがいいのか、スマホで審査を完了させたいのか、カード不要でお金を借りたいのか、などです。

 

目的に合ったサービスを利用すれば自身の負担は少なく消費者金融と付き合えることができるでしょう。

 

高額のローンを組む前に完済する

住宅ローンや自動車ローンのように、数百万や数千万単位のローンを組むことを考えているのであれば、消費者金融の借金は完済してください。消費者金融の借金がローンに影響します。

 

理由は、消費者金融は金利が高い上に使途目的自由なので金銭感覚が疑われ、審査する側の印象が悪くなるから、さらに借り入れがあればその分借り入れ可能な枠が減額されるからです。

 

 

高額ローンの審査を通りたいのであれば、消費者金融の借り入れは完済し解約するのがベストです。


 

もし完済が難しいようであればできる限り返済して、借り入れ総額を少額に抑えるようにしてください。