消費者金融とクレジットカード

 

ショッピングのキャッシュレス化や公共料金の支払い、ETCカードなど、現代社会においてクレジットカードは生活必需品です。

 

利便性が高いクレジットカードですが「消費者金融を利用しているとクレジットカードの審査が通らない」という噂があります。消費者金融を利用している人にとっては気になる噂でしょう。

 

ただ、消費者金融で借金をすることによってクレジットカードが作れない、ということはありません。しかし場合によって作れませんし審査に不利になることは事実です。

 


 

消費者金融の利用がクレジットカードの審査にどのような点でデメリットなのか、また審査をクリアするためにはどうすればよいのか、対処法やコツを解説します。

 

 

クレジットカードの審査の流れ 

お金に関するサービス(ローンやキャッシング、クレジットなど)に申し込むと必ず審査が必ずあります。クレジットカードの審査がどのような流れで行われるのかを解説します。

 

クレジットカード発行の流れ

クレジットカードは、申し込み(Web、郵送、店頭申込)をしてから審査を経て発行となります。一般的には申し込みから発行まで2週間程度の時間が必要です。

 

クレジットカード会社によっては、店頭で申し込んでその場で審査がOKであれば仮カードが発行されそのまま使える、ということもあります。

 

クレジットカードの審査内容

クレジットカードの審査の内容について解説します。クレジットカードの審査は、基本的には申し込んだ人の様々な情報を機械的に審査し、発行の可否を判断します。

 

社内での信用情報のチェック

まずは、申込者が以前自社で金融トラブルを起こしていないかをチェックします。

 

金融機関が共有しているローンやクレジットの信用情報は金融トラブルの情報含め一定期間が経過すると消滅しますが、以前の利用者がトラブルを起こしていたら企業内の履歴は消えることはありません。その会社では半永久的にカードを作れないでしょう。

 

スコアリングを行う

スコアリングとは申込者の様々な状況を点数化し、クレジットカードが発行可能かどうかと限度額をいくらに設定するかを判断する審査方法です。

 

スコアリングの項目は年齢、勤務状況、家族構成、住居の状況、他社でのクレジットやローン、キャッシングなどの借り入れ状況などです。カード発行可否の基準点は各カード会社によって異なります。

 

信用機関での信用情報のチェック

日本ではクレジットやローンの申し込み内容、借入残高、返済状況といった情報は第三者の信用機関に記録されており、信販会社は新規の申し込みがあれば申込者の信用情報を確認し、カードを発行しても問題ないかの判断材料にします。

 

個人信用情報機関は株式会社シー・アイ・シー(CIC)、株式会社日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3社があり、信販会社はCICとJICCに申込者の信用情報を確認します。

 

在籍確認

在籍確認は信販会社の担当者が申込者の勤務先に電話連絡し在籍しているかどうかを確認することです。

 

ただし、在籍確認は全て行われているわけではなく、スコアリングと信用情報で返済能力に問題なしと判断されれば在籍確認が行われずカードの発行がOKと判断されることもあります。

 

クレジットカードの審査のポイントとは? 

クレジットカードの審査は、基本的には3C「Character(性格)」「Capital(審査)」「Capacity(返済能力)」の確認となります。

 

審査のポイントを紹介します。

 

返済能力の有無

申込者の返済能力の確認は上記の3Cの中で最も重要です。クレジットカードを発行してもきちんと返済できなければ信販会社は損害を被ってしまいます。

 

金融業者が申込者の「返済能力がある」状態とは、「毎月継続的に返済ができる状態」です。

 

継続的に収入があるか、給与はいくらなのか、既婚かどうか、一人暮らしか同居なのかなど様々な要因で返済能力の有無を判断します。

 

総量規制に該当していないか

法律では金融業者に対して、総量規制の観点で「個人の貸し付けは年収の1/3以内に制限する」と定めています。

 

クレジットカードも総量規制の対象に入るので、申し込んだ人の借金が年収の1/3に達していないかを審査でチェックします。

 

なお、総量規制に該当するのは個人の向けの貸し付けのみで事業用の貸付は関係ありません。また、住宅ローンや自動車ローン、高額医療費や教育ローンといったものは対象外です。

 

クレジットカードを作れない理由

クレジットカードを申し込んだものの審査が通らなかった、というケースは少なくはありません。ただ、クレジットカード発行の審査基準は各社公開していないので審査が通らなかったとしても理由が明らかになることはありません。

 

果たしてどのような理由が原因なのでしょうか?クレジットカードの審査が通らない主な理由を紹介します。

 

利用条件を満たしていない

審査が通過しない初歩的な理由としては、「信販会社が定めている利用条件を満たしていない」が挙げられます。

 

信販会社の多くは、クレジットカードを申し込む条件として、「18歳以上の方(高校生を除く)」「銀行口座を持っている方」「電話連絡が可能な方」といった項目を満たしていることを大前提としています。これらの条件を満たしていない人は絶対に審査が通りません。

 

クレジットカードの多重申し込み

多重申し込みとは短期間に複数のカードを申し込むことです。ローンやクレジットの状況は信用機関に記録されますが、借金の総額や借り入れ件数だけではなく申し込み状況も記録されており、その記録は6ヶ月間消去されません。

 

複数のクレジットカードに短期間に申し込むのは、「お金に困っているから」「審査が通りにくいから」という理由だという印象を強く与えてしまいます。このような人は貸し倒れのリスクが大きいと判断され審査が通過しません。

 

また、現在多くのクレジットカードがサービスの一貫として加入特典(入会すると何千ポイント付与、といったサービス)を提供していますが、多重申し込みをする人は加入特典が目的で継続的な利用が目的ではないという印象を与え、優良な顧客にならないと判断されることもあります。

 

安定した収入がない

継続的な収入がなければ返済が滞る可能性が高いと判断されても仕方がありません。

 

申込者が勤務している企業が事業を継続可能かどうかは規模や業種業態で判断されますし、安定した収入があるかどうかは勤続年数や勤務形態などで判断されます。

 

アルバイトやパートよりも正社員のほうが審査のハードルは低くなります。

 

クレジットカードを申し込んだ時期が入社して間もないのであれば安定した収入がないと判断される可能性があります。

 

すでに多くの借金がある

年収の1/3以上借金がある人は審査が通りません。法律では金融業者が年収の1/3以上借金がある人には貸し付けてはいけないと定められており、お金を貸すと違法になります。

 

ローンやクレジットで問題を起こしている

長期の延滞、自己破産や債務整理といった金融トラブルを一定期間内に行っていると審査は通りません。

 

これらの情報は個人信用情報機関に事故情報として記録されます。いわゆるブラックリスト入りの状態です。個人信用情報機関から事故情報が消滅するのは、5年から10年が必要です。

 

信用情報の記録が全くない

信用情報の記録が全くない、ということも審査が通りにくい原因にもなります。理由は2つです。

 

 

まず履歴がないということはクレジットカードを利用した実績がないので信頼性が低いと判断されるからです。

 

次に、信用情報の記録がないと、「以前金融トラブルを起こして一定期間が経過し、事故情報が抹消した人」と判断されるからです。


 

現代社会ではある程度の年齢以上の人がクレジットやローンを利用したことが全くない、ということは非常に考えにくいのでこのように判断されるのも頷けます。

 

消費者金融の借金がもたらすデメリット 

次に消費者金融を利用しているとクレジットカードの審査にどう影響するのか、特にデメリットを紹介します。

 

信販会社に対する印象が悪くなる

信販会社を含め金融機関は、消費者金融の利用者に対して良い印象を持っていません。消費者金融の借り入れは自動車や住宅と異なり多目的ローンなので「お金に困っているから」「遊行費やギャンブル目的」という印象があるからです。

 

消費者金融の利用者は金融機関に対して返済能力に懸念がある人、計画性のない人というネガティブな印象を与えています。

 

総量規制に該当する可能性が高い

総量規制に関してすでに説明しましたが、信販会社も貸金業者なので利用者の年収が1/3を越えると貸し付けができなくなります。

 

消費者金融を利用している人の中には気軽に借金を繰り返し年収の1/3以上の借り入れを行う人が多数存在します。

 

借金をしている人の中で消費者金融の利用者が最も総量規制も抵触する可能性が高いので信販会社は審査に慎重になります。

 

クレジットカードの審査に影響する借金、影響がない借金とは?

消費者金融の利用がクレジットカードの審査に影響しますが、この他にも審査に影響する借金は存在します。

 

具体的には銀行のカードローン、クレジットカードのキャッシング、携帯電話の端末代金の分割払いといったものですのでご注意ください。

 

逆に審査に影響がない借金は自動車ローン、住宅ローン、高額医療費、教育ローン、クレジットカードのショッピング枠、といったものです。

 

それでもクレジットカードを作りたい人に 

審査が通らなかった、でもクレジットカードを作りたい!という人のために対処法を紹介します。

 

信用情報を確認する

まずはご自身の信用情報を確認し、ローンやクレジットの状況を把握してください。CICやJICCといった個人信用情報期間では、個人でも信用情報の確認ができます(有料です)。

 

借入金の総額や借入件数、返済状況などを確認できれば、借入件数を減らした後に、もしくは借入金の総額を減らした後に申し込むといった具体的な対策を立てることができます。

 

収入を安定させる

金融機関の最も重要な審査ポイントは安定した収入があるかどうかです。もしクレジットカードの審査を通過したいのであれば、少なくとも3か月~半年は安定した収入を得る生活をしてください。

 

たとえ現在の職場で嫌なことがあっても我慢して一定期間勤務する、無職の人であれば就職してしばらくは頑張ることが必要です。

 

時間を空けて申し込む

もし審査が通らなかったのであれば、一定期間は申し込まないでください。審査が通らない理由が以前起こした金融トラブルであれば、事故情報は一定期間経過しないと記録が抹消しません。

 

その間はクレジットカードに頼らない生活を行うことが無難です。

 

クレヒスの実績を作る

 

クレヒスとは「クレジットカードヒストリー、利用履歴」のことです。

 

クレジットカードを使ったことがない人であれば、ある程度クレジットカードを利用した上で申し込んでください。


 

クレジットカードの審査はある程度の実績がないと信用されません。少額でも毎月利用を重ねきちんと返済していれば優良な顧客になると判断され審査も通りやすくなります。

 

消費者金融系のクレジットカードに申し込む

消費者金融系のクレジットカードは、信販会社のクレジットカードと比較するとトラブルを起こしていない限り機械的に判断することなく、独自の審査を行いカード発行の可否を判断するため比較的審査が通りやすいと言われています。

 

また、審査も早いので、申し込んだ日に審査が完了しその日のうちにカードを手にすることができます。

 

消費者金融系のクレジットカードを手にしてクレヒスを積み重ねれば、将来的に他の会社のクレジットカードも作れますので検討してください。

 

おすすめはアコムのACマスターカードです。20歳以上であれば非正規社員でも一定の収入があれば審査が通る可能性が高く、申し込んだその場でカードを受け取ることができます。

↓↓↓

 

年会費は無料で利用限度額は審査にもよりますがショッピングの場合は最大300万円です。世界中のマスターカード加盟店で利用できます。